ほとんどイっちゃってますね

No.15

コンゴツメガエルの魅力




変異はいつかやってくる?


コンゴツメガエル(ヒメツメガエルともいう)の世代を追って観察していると、 時々透明な白いオタマが生まれることがあります。
アルビノ(白子)と呼ばれ珍しいと言われ高価で取引されている蛙もありますが、 聞くところによると人工的にオペを施してアルビノを作ることが行われていて、 量産しないことで付加価値をつけているだけだそうですね (ショップでコンゴツメガエルのアルビノにお目にかかったことがないのはこの蛙自体に人気がないので、 アルビノにも価値が出ないから作らないということらしいです)
人工的なアルビノはさておき、自然に突然変異でアルビノ(実際のアルビノの定義とは違いますが)が出るというと、 これはもう全く別の話で、非常に珍しいし面白い。
で、ちょっと横道にそれましたが、 その自然のアルビノらしきオタマが時折出現するんですよ。
しかし大抵オタマの時に死んでしまうのが多く、 また、長じるにつれ色が濃くなっていったりして、 やっぱり違ったかぁなんて苦笑するのがほとんどです。
ただ、代を重ねるにつれ、このオタマの数は多くなり、 アルビノとは言えませんが、他の蛙とは随分色の違う白っぽい蛙が育ってきたのです。


アルビノっぽい


この子がそうです。コンゴツメガエルも他の蛙同様温度や明るさによって多少色の変化はありますが、 この子の色はほとんど変わりません。
さあ、この子の子孫に本物のアルビノが出現する日はやってくるでしょうか。





コンゴツメガエルの名前の所以たる爪と、食べ物の入口と出口(腹側から撮影)

  ヒメツメの爪     ヒメツメの口     ヒメツメの総排出口  


そして遊体離脱・・・じゃなくて脱皮

ひっくりかえりながら脱皮


そうそう、枠外のバックの画像はコンゴツメガエルの腹の部分写真です(^^;





蛙皮


蛙が脱皮した皮に着色したものです。
この作り方や経緯は
「かえるの舌No.14:カエルともだち大集合!コンピーさん編」
で紹介してあります。
そちらもご覧下さい。


レインボー蛙皮


茶レンジャー  赤レンジャー

青レンジャー  紫レンジャー

黄レンジャー  緑レンジャー  藍レンジャー



どうです?やっぱりコンゴツメガエルってかわいいでしょ





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