No.32
細い道がくねり家々のすぐ隣を電車が横切るゴミゴミした中、 区切られた田圃の一角にダルマの棲む場所がある。 辺りには森も山も公園さえも無い。 どうしてこんなところで繁殖できているのかよく解らないが、 去年もちゃんと棲んでいた。 数の変動とすぐ脇の側溝がどこに繋がっているかが 今後の観察点だと思う。
![]() いるいる、ダルマだ!
![]() ヌマっぽいの、(4cm) ![]() もちろんトノっぽいのもいるけど、み〜んなダルマ。(3cm) ![]() ![]() でもってこの子はトウキョウダルマっぽくない?(6.5cm) ![]() ![]() こうやって見るとダルマって個体差大きいなぁ。見分けにくいぞ・・・
![]() ![]() この2匹(3cm&2.5cm)はよく似ているけど右は去年写した子。お父さんだったりして。 ![]() 「皆兄弟ぢゃ」
![]() 競争相手のトノサマ。繁殖行動や餌の確保など全てに強敵なはずだが、 ここではダルマの数は決して少なくない。どうして? ![]() ![]() 5cmも登るとこんな幼体でも自分の重みで落ちてしまうのだ。 こういうところでダルマが生きていけるのだとしたら、 そういう町に住む私たちの近くにも返って来てもらうことができるだろうか。 絶滅を免れることもできるのだろうか。 2003.8 |