No.33a
マミヤさん |
今回ご登場はマミヤさん。
さすが大阪の方、キレのあるボケツッコミで
原稿を頂くメールのやりとりからとても楽しく過ごさせて頂きました。
汗と笑いのカエル秘話に、きっと皆さんも引き込まれてしまいますよ。
では早速どうぞ!
プロローグ〜そして伝説へ〜 |
戦うカエラー様、カエル友達のコーナーにお誘い下さってありがとうございました。 そして皆様こんにちは、マミヤと申します。 カエラーとしては新参者ですがよろしくお願いします。 生まれも育ちも大阪市内のど真ん中、コンクリートジャングル。 幼少期は奈良や京都の田舎に点々と。 その点々としている間に野生の限定生物たちとふれ合いました…というよりは触れられました。 現在は関西地区の、近所にまだ田畑がチラホラ残る新興住宅地に居住。 家では犬2匹、ヒメツメガエル20匹、家の玄関先には蜂とコウモリが住みついてます。 近くの畑には大きな葉っぱが生えています。 植物名がわからないので(里芋の葉だと思うのですが)、私はそれを 「ケロッコデメタンの傘」と呼んでいます。 そこから少し離れた所にある小川の土手沿いには、よくてんとう虫がいるので 「てんとう虫の兄弟ストリート」と呼んでます。 それらが私のお気に入りの場所です。 「てんとう虫の兄弟」は別にてんとう虫擬人化アニメではなく、 人間の貧しい7人兄弟姉妹の物語であって、少々はき違えた名付け方をしているマミヤです。 好きなものは日本の山と海。 きらいなものはピンクやオレンジに染められた毛の犬。 最初に育てた生き物はだんご虫とアリ。 地味な子でした。 (マミヤさん筆) |
第一話「蟲の呪い〜ババ様!王蟲が怒ってる!〜の巻」 |
学校が大型の休みに入ると、その休み中を田舎で過ごした子供時代。 その頃の私は両生類や爬虫類と縁が深かったようで、よく頭上にカエルを乗せて帰ってきたり(置いても置いても乗ってくるので周りからすれば奇妙な光景)、 ヤモリが窓から入って来て私の肩にずっと乗り、結局学校が始まっても一緒に登校することになり、それで理科の先生に研究対象にされたり、 先祖の墓参りに行けば何故か我が家の墓石にだけカエルが大群で居座っていたり… 大阪市内へ戻ってからも、子供が学校帰りに拾う動物の定番といえば犬や猫ですが、私の場合はカメだったりと、 そんな両爬虫類遭遇体験をよくしました。 もっとも、単に彼らを好きで、目ざとく見つけていただけという説が濃厚です。 でももし、アチラ側から寄って来ると仮定すれば、それは何故なのか、思いを馳せてみました。 ●私の体から何かカエルやヤモリが好きそうな匂いや分泌物が出ている。 彼らが好きなものとすれば虫です。 虫のニオイや分泌物・・自分で書いてて眩暈を起こしてしまいました。 昆虫もある程度好きですが、自分が虫っぽいとなると話は別です。 複眼の自分の顔を想像するとますますメロウな気分になれます。 お尻から糸を出してあちこちにぶら下がる自分は・・危うくちょっぴりステキかもしれないと思ってしまいました。 ●虫の呪いが憑いている。 そう言えば子供の頃、母親に頼まれてカラタチの鉢植えを買いに行った時、青虫を一緒につけて帰り、戻す場所もなかったのでそれをアゲハ蝶まで羽化させたまでは良いものの、住んでいたマンションのベランダに置いてあった植木鉢の花に、「蜜をお吸い!」とばかりに放したら、そのままフラフラと逃げて行った・・・ そんな子供の無知ゆえの微笑ましい(オイ)出来事があったのですが、そもしかするとその時の青虫に恨みを買ったのかもしれません。
こんなカンジで、軽くドラクエ風に青虫の呪いでもかかってるのでしょうか。 (マミヤさん筆) |
第二話「呆れる大捜査線〜レインボーな館を封鎖せよ!〜 の巻」 |
虫の呪いのかいあってかなかってか、自然と両生類や爬虫類に興味を抱くようになるのにそう時間はかかりませんでした。 そんな小学校の遠足時の出来事。 遠足に動物園へと出かけた我が小学校。 クラスの集合時間になっても私が現れず、担任の先生や保健の先生はちょっとしたパニックになっていました。 先生たちは手分けして動物園内を探しますが、私は一向に見つからず。 事態が深刻になりつつあったその時、我が幼馴染が捜索に向かったのは 【☆世界のはちゅうるい・りょうせいるいの館☆入ってケロ♪】 と、 そこで私はノートを片手に、そこの動物たちを必死でスケッチしていたのです。 そして幼馴染が先生たちを呼んでやって来ました。 先生「なんだ、こんな所にいたのか」(ゲンコツ一発) 私「入ってケロ♪って書いてたので」(それでもスケッチ) 先生「いや、集合時間過ぎてるだろう」(ノート取り上げる) 私「入ってケロ♪って書いてたので」(ノート取り返す) 先生「・・・」(あきらめる) こうして私は自他共に認めるカエル好きとなりました。 (マミヤさん筆) |
ヌマガエル(推定) 50円玉ぐらいの大きさ。 大体、何cmまで成長するのでしょう? 目と目の間にハートマークがあれば ヌマガエルと戦うカエラーさんに 教えていただきましたが、 ドロドロになっててよく見えませんでした。 おのれ、保護色め(八つ当たり)。 |
第三話「ヒメツメガエルがやって来た、ヤァヤァヤァ! の巻」 |
5年ほど飼っていた縁日産の金魚が死にました。 いつも家のリビングで偉そうに泳いでた金魚のヤンヤン(ヤンチャだからヤンヤン)。 カラッポになった水槽があまりにも寂しく、ヤンヤンの存在の大きさを物語ってるようでした。 そんな折、とうとう我が家にも、観賞魚屋さんからヒメツメガエルが20匹やって来ました。 ご紹介しましょう、マミヤとヒメツメガエルトゥエンティ!(内山田洋とクールファイブ風に) 1)いちばん体の大きなデカ 2)2番目に体の大きなボス 3)色白のシロ 4)黒目が大きなタモさん 5)いちばん小さなチビ 6)片目のマサムネ 7)いちばん食いしん坊なシシド 8)〜20)見分けつかず。 むしろ3)〜6)以外の見分けすら危ういです。 それ以前に、家族は私の名付け方に何だか文句がありそうですが。 マヌケです。ヒメツメの正面はマヌケすぎます。 今日も元気に水槽内で、泳ぐというより踊っております。 進化を目論んでいるのか、カエルのくせに2足歩行です。 さて、ヒメツメガエルの水槽セッティングには結構、試行錯誤しました。 現在は40cm水槽(命名:富士の間)と36cm水槽(命名:生駒の間※語呂悪し)を2つ、10匹づつ入れています。
底砂に関して、富士の間は以前、砂利でしたが、口に入る大きさだとエサと一緒 に食べてしまうので砂に変更、 飲んでも糞と一緒に出せる粒子のものにしました。 生駒の間の方は飲めない玉石。 現段階では、砂地の方は隠れ家やAn.ナナの陰に、玉石の方は隠れ家よりもそ の石の間に顔を突っ込んで、隠れたり寝たりしています。 とりわけ石の間が好きなようです(いつもはさまってる)。 はさまっていても見やすいように、玉石の上から半透明のガラス玉を入れまし た。 富士の間には、最近出回っている壁掛け式ろ過器を付けたのですが、水位が半 分しかないと、ろ過器からの落水の勢いが激しいので、背の高いシャンパングラ スを落水位置に置いてあります。 これで落水も緩やかに、見た目もキレイになりました。 生駒の間も殺風景なので、オシャレな隠れ家でも入れようかと、熱帯魚屋さん で勧められるまま素焼きの洞窟を購入、880円也。高い。 しかし家に帰ってその箱をよく見ると、 【アピストグラムマなど、シェルターを産卵床とする魚のための多目的産卵窟・"ナイスニー"】 だましたな、ナイスニー! どうりで地味だと思ったぞ、ナイスニー! よく見りゃ出入り口が縦長で、横長のヒメツメにはツライぞ、ナイスニー! しかし素焼きは中々味があるぞ、ナイスニー!(フォロー) すみません、ナイスニーという名前が気に入ったので連発したかっただけでした。 そんなワケで、生駒の間のカエルたちはナイスニーの上に乗ったりして遊んでおり、本来の使用目的は達成されないナイスニーでした。
(マミヤさん筆) |
100均でホコリまみれで売られており、 そのヒネた表情と、 うっすら口紅を塗っているあたりに惹かれ購入。 陶器なので重い上、水抜き穴がないので、 すぐに石鹸・水アカまみれに。 正直に申しますと、 ナイスニーほどではないですが使えません。 (マミヤさん談) | ●カエルの石鹸入れ● |
かなりのインパクトですね。 宇宙人の目みたいで、 ナイスニー片手に風呂場で洗脳されそうです。 ナイスニーの現物がわからないので、 どんどん妄想するじゃないですか。 助けてください。 (戦うカエラー談) |