バースコントロールしてちょーだい





飼育下のコンゴツメガエルは、水槽内の水温・水質がほぼ一定のため年中いつでも産卵OK状態にあります。
ですからちょっとしたキッカケですぐ抱接するのですが、まぁ雄はいいとして、
雌は数百もの卵を産むためのエネルギーをいつでもスタンバイしておかなければなりません。
その分雌は大食らいな訳ですが、食っては産み産んでは食うを繰り返すうち、
動きが鈍くなったり、目が白くなったり、痩せて皮膚が弛んだりといろんなところに栄養不足や老化が目立つようになります。
また痩せ癖がつくと拒食になることがあり、そのままだと病気になってしまいます。
反対に頻繁に産卵しない雌はいつまでも元気で若いケースが多く見られます。

ではどうすれば適度に産んで適度に休んでくれるのでしょう。
温度をある程度低くしたりあるいは高くしたりすれば産卵は制限されますが、
相当上手くやらないと蛙自身の体調も崩してしまうことになりかねません。
そこで一番安全と思われる方法は今のところ「食事制限」です。

★ブロック状冷凍赤虫を蛙20〜25匹に1個の割合で1日1回もしくはその分量を数回に分けて与える(年齢・産卵後・季節・個体差により増やすこと)

あくまで経験則で非常にアバウトですが、これは産卵を6割方抑えることができました。
要は蛙の「腹八分」を探すことになるのかも知れませんね。 最近ではどの雌も結構若々しくなりました。

余談ですが、時には1日絶食したり、 成長期や産後、残暑などには脂肪分の多いイトミミズを一時的に与えたりして蛙の体調を観ています。




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