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一見どれもこれも同じように見えるコンゴツメガエル達ですが、性質の違いは結構豊かで興味深い点が多々あります。 今回はこの違いを生かして蛙達に遊んでもらうことにしましょう。  この蛙は大抵水底にいるので、遊んでもらおうと思ってもなかなか手が届きません。 そこで蛙との接点である給餌用スポイドが唯一遊び道具となります。  ◎ビビリー向けお遊び この遊びを怖がることはまずないので、慣らしていく時にも効果があります。 スポイドで手のひらをやさしく撫でたり水流を送ったりするだけのお遊び、 名付けて「奇跡の蛙」。 
蛙は手に何かを感じると指をいっぱいに広げてそこに集中しています。 はたして水の概念を悟るときはいつ？（ンなこたぁないか） ◎元気ッ子向けお遊び 物怖じしない子には「宇宙遊泳」のお遊び。 スポイドでそっと軽く腹肉を吸って持ち上げ移動、まるで水中を飛んでいるよう。 
これはケンカしている蛙の仲裁や間違った抱接の回避時にも役立ちます。 ◎ぬぼ〜っとした子向けお遊び おっとりしている子には「お寝んね」のお遊び。 仰向けになってもらって、子守唄を歌いながらスポイドで静かに撫でるように水流を送ります。 蛙が気持ちよさそうにしている時はキリがないので、いい加減飽きたら起こしてあげます。 
この時腹面の色艶、キズ・スレ・できものの有無など健康状態も調べることができます。 まだお遊びはいろいろありますが、いずれもお腹の空いているときにはできません。 なにしろスポイドは給餌用なので食餌と思ってスポイドにかぶりついてきます。 そんな時にこっちがお遊びを続けようものならご機嫌を損ねて大変。 |
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